3月末で長年勤務していた業務を離れました。早期リタイアで巷でよく言われるFireに当たります。理由は特にありませんが、これまで疑問だったことにある程度答えを見つけ、問題が解決できたことや理想を考えた末にとった行動となりました。とはいえ、これまでに何度も考えてきたことでありこのコロナが起こった時絶好の機会となったといえそうです。
これまで朝5時20分に起床し、朝6時すぎから勤務につき、昼食も食べずに夕方6時まで働いていました。この働き方は自分に合っていて苦労を感じることはありませんでした。2年前から昼食を食べることをやめました。理由は朝食を食べていることや昼食をとることで思考が鈍るからです。昼食が内臓に負担をかけていることがよくわかります。そのかわり午後5時を過ぎると体がついてきません。帰宅するだけです。夜はしっかり食事をとって早く就寝するようにしました。
それまでは朝7時から夜の9時までということも珍しくありませんでした。そのためか、近年では夜の睡眠が十分ではなく時々目が覚めるようになっていました。このままでは心身ともに故障することがわかっています。かといって離職をしようとは思っていませんでしたが、感染症のため出張や夜の会合がほとんどなくなりこのような働き方にシフトできたことはこの3年間の福音とも言えます。
仕事に行かなくなってからも朝は早く目が覚めます。時には夜中に目が覚めてしまいます。朝、職場に行かなくなってしばらくは休みということに慣れません。1週間ほど経つとやたら午前中に眠るようになっていました。朝食は食べずに昼食から食べます。夕食は夕方7時ごろになりました。なんとなく食べない時間が16時間以上空腹となっています。これは心身を蘇らせていると実感できました。
勤務をしなくなり1週間経ったところでカラダの変調がありました。それまでも時々ランニングをして健康づくりに気をつけていましたが、走る時間がたっぷり取れるので毎日7キロ弱の道のりを気持ちよく走ることを始めました。
なぜだかこれまでも痛かった左顎のあたりが急に痛みを増して広がるのです。またきたかという感じです。実は3年前にも同じような症状がでて、あちこちの病院で診察を受けたのですが原因がはっきりしなかったのです。3月の終わりに虫歯かと思って久しぶりに歯医者に行って治療をしてもらっているのですがどうも歯の痛みではないようでした。
これまでもオーバーワークがあったのち左ひざ、左脇腹、左肩などカラダの左側がいつも痛みを発症していました。仕事による過緊張が続くとカラダの左側の痛みがあるのはわかっていました。1年間にわたり度重なる研究や研修を自ら課していたため、3月まであまり症状が出ていなかったのですがここで出てきました。これも好転反応だと自分では割り切っています。
生活が変わったことで体を休めるためにヨガを始めました。ヨガは妻が朝早く取り組んでいたものをさせてもらうことにしました。ヨガの先生が週6日朝ヨガを教えてくれています。といっても妻がオンラインサロンに入会しているので相乗りしているのです。定期的にYouTubeで発信している内容がとても興味深い。ともかく、朝ヨガにより爽やかな朝の空気を体に取り込んでいます。
自分にとってこの春は特別なものになりました。人生の大きな節目となります。とにかく今は好転反応を楽しむことにしました。妻にはこれまでの頭で考えるばかりのことを何度も指摘されてきました。自分でもわかっているのですが、それでも頭は動き考えようとするのです。これからの時代は考えることよりも感じることが大切なのです。身体中の細胞で時代の空気を感じ、自然のエネルギーを感じながら自分の生命をシンクロさせて生かしていただいていることをありがたく感じて生きる。まだまだ頭の思考が遮りますが、これもタイプAAの宿命なのでしょう。