週末のランニングを楽しみます。朝明るくなるのが早くなりました。5時半を過ぎるとまど外は明るくなります。もともと朝活動の体質のようで少し以前から早起きが習慣になっています。若いころはよく眠れていたせいか、なかなか朝動く気になれなかったのですが、最近は目が覚めて寝ていることが不快になってきました。運動する服に着替え、動き出し、少し時間がたつと体が目覚めてくるのがわかります。10分ほど進むと住宅地を抜けて川土手に出ます。河口付近で海が見えてくると朝日が上ります。今は山際から太陽が上ってきます。季節が進むと海から太陽が昇り始めます。山と海が地球の動きを伝えてくれます。まぶしい朝日に照らされながらゆっくりと走るとこの上ない満たされた気持ちになります。川土手に咲く花や木々が喜んでいるのがよくわかります。桜が満開となりました。気温は1℃という寒さでしたが、凛とした桜を見ていると励まされます。今年も一年が始まるという気にさせるのです。日本は4月が仕事の節目にしている理由が理屈ではなく伝わります。四季の移ろいを大切にしてきた国柄というものを感じるのです。今、あちこちで桜の開花を伝えてきてくれますが、映像で見る事より、自然の中に包まれて一体となって感じることの素晴らしさを教えてくれます。依然取り組んでいた風景写真をしてみたくなってきました。眠っているカメラを動かしてみようと思います。走りながら、感じる季節のことや世の中の事、自分のこと、過去と未来のこと様々なことが浮かび上がってきます。ランニングタイムはかけがえのない思考の時間なのです。今日も生かしていただいて、ありがとうございました。