朝から寒いです。昨日の雨は上がり空は曇りながらも晴れ間も見えます。研修所の方と話をしていると今年の5月は例年になく寒いそうです。この時期20度に届かない最高気温は珍しいそうです。東京に来てからというもの、よく晴れた日でも暑くなることはありませんでした。思った通り海底火山の大爆発が影響を与えていると思います。巻き上がった噴煙や火山灰が成層圏の中を漂っているのではないでしょうか。日光を遮ることで気温が上がりにくくなっているように思います。長い地球の歴史の中では火山爆発が気象に影響を及ぼすことは珍しくないように思います。お陰で汗をかくこともなく、着替えも持ってきたものを全部使うことはありませんでした。
山上から眺めると東京都は山が身近で緑の多い都市です。しかしながらメガロポリスである東京です。建造物が多く、街は夜でも明るいので地方の町とは異次元の世界です。人間の生活は季節とは関係なく大量のエネルギーを使っていることを強く感じます。
それでも、気象を変えてしまう火山のエネルギーは物凄いものだと思います。1度の爆発で1年間の気象を変えるほどのエネルギーを持っているのです。地球が少し機嫌を悪くすると人間は小さい存在だなと感じました。現在、人間が地球にとってどんな存在なのか今年1年は特に考えさせられることが増えるのではないだろうかと思います。不幸な災害が起こることは心配ですが、キアヌリーブスが主演した「地球が静止する日」という映画を思い出しました。生かしていただいてありがとうございます。