はれの国

 最高の天気になりました。このところとても寒日があり気温の変化の大きさに体が驚いています。(加齢のためか気温の変化に体がついていっていないのかも知れませんが…)この日は私用のため岡山にきています。雲ひとつない青空の中、観光客も少ない平日にのんびりと散策できたことはありがたいことです。これも仕事のない今だからこそできたことだと思います。木々の新緑や花の美しさも相まってのんびりとした時間を過ごすことができました。

岡山後楽園は、江戸時代を代表する大名庭園の一つです。岡山藩主 池田 綱政が家臣の津田永忠に命じて、1687年に着工、1700年に一応の完成をみました。その後も藩主の好みで手が加えられ、江戸時代の姿を大きく変えることなく現在に伝えられています。 

広い芝生地や池、築山、茶室は園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色を眺めることができるよう工夫された回遊式庭園です。全長約640mの「曲水」が園内を巡り、池や滝になって優れた水の景色を作り上げています。

園内には藩主の居間「延養亭」や「能舞台」など歴史的な建物があり、通常は非公開ですが、「延養亭特別公開(年2回)」や、能舞台での公演、和文化体験等で一般公開しています。

水戸の偕楽園、金沢の兼六園と共に「日本三名園」の一つとも称され、国の特別名勝に指定されています。歴代藩主の「やすらぎの場」であった岡山後楽園は、今でも県内外や海外から多くの人が訪れ、愛されています。


岡山後楽園https://okayama-korakuen.jp






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