山陰地方や東北地方にはサイノカミ信仰という古くからの信仰が根付いています。ここ、伯耆国でも古くから人々になんとなく伝わっています。
神道でもなさそうで、仏教でもないその信仰ですが、
小さい頃からなんとなくお宮の親戚くらいにしか感じていませんでした。
いずれも水に関する雫のような形の窓があったりしていました。海や川など水と関わりのある神なのだろうと思っていますが詳細については知らないまま過ごしてきました。
しかしながら、ここ数年動画配信を見る中でさまざまな考察がわかりやすく解説してあることから近くを見回すと新たな発見があります。
どうやら縄文時代と関わりの深い龍蛇神信仰が色濃く伝わっていると考えられます。
そして、古代には日本にはたくさんの移民がやってきて、生活していた気配が漂います。
そういえば、少し古い家には竈の神やトイレの神があり、田や畑、森の中にも小さな祠があったりして祀られているところがあちこちにありました。これらが有志以前の古くからの因習として伝わってきているものだとするとこの地に伝わっていることだけでなく日本の成り立ちにも大きな関心が湧いてきます。
そこには古代出雲王国の出雲族とクナトと呼ばれた地域の一族の複雑な生活もようがあることがわかってきました。
近くの海岸(皆生海岸)の近くにも狭いエリアにたくさ小さな祠やそれなりに大きな社の神社が点在しています。一説には伯耆国(鳥取県中・西部)が古事記の舞台と考える学説もあるようですが、龍蛇神信仰と徐福の関係もあり複雑ではっきりとしたことは分かりません。たくさん文献もあるようですので思いを巡らせていきたいと思っています。
そして、「福」という字が地名についている地区がやたらと多いことに今更ながら気づくことができました。
3 参考 福付き苗字と福付き地名 「徐福は、まさに日本へ旅立とうとする時、親族を集めてこう言い聞かせた。『私は皇帝の命によって薬探しに旅立つが、もし成功しなければ秦は必ず報復するだろう。必ずや徐姓は断絶の憂き目にあうだろう。われわれが旅だった後には、もう徐姓は名乗ってはならない』それ以来、徐姓を名乗る者は全く絶えた。」以降、徐福の仲間だということを知らせるために福のつく苗字と福のつく地名を付けた。
日本海側の福付き地名(ヤフー地図より)徐福も天照大神も島根県の宍道湖→中海を通り、鳥取県北栄町の原と大島に上陸し岡山県真庭市の蒜山高原(高天原)に上がった。徐福と天照大神の来倭コースは重なる。このことからも徐福と天照大神は同一人物であることがわかる。
(1)鳥取県 ※ 伯耆国には福つき地名が41か所ある。米子市 1福万 2福市 3福原 4上福原 5福井 6福岡 7福頼南部町 8福里 9福成 10福頼日南町 11神福 12福寿実 13福塚 14福万来日野町 15福長伯耆町 16福永 17福居 18福岡 19福岡原 20福兼 21福島 22福吉大山町 23福尾境港市 24福定町倉吉市 1上福田 2下福田 3福原 4福守 5福積 6福富 7福庭 8福光 9福本 10福山 11福吉琴浦町 12福永三朝町 13福田 14福本 15福山 16福吉湯梨浜町 17北福※ 因幡国には福つき地名が7か所ある。智頭町 1福原佐治町 2福園鳥取市 3福井八頭町 4隼福 5福井 6福地 7福本
(2)兵庫県 日本海側に福の字の付く地名はない。
(3)京都府 福知山の福を除いて、日本海側に福の字の付く地名はない。
徐福と天照大神の来倭コースは重なる
日本の古史古伝がこれまでになくさまざまな攻防が繰り広げられてきた様子がわかってきています。ただ、書物に出てくる「蓬莱山」が富士山とも考えられるし、大山とも考えられるのですがどちらの山も古史古伝に登場回数が目立つ割には少ないことが謎です。大山は標高こそ高くありませんが、中国地方の広域から見ることができ、古代の人々もベンチマークとしていたはずですし、歴史的にも中世にも大きな勢力があったことは事実ですが、全国的には意外に知られていないのではないかと思います。
以前にも書いたように近年地球の変化とともに様々なことが明るみになってきました。この地も隠されてきたような土地柄ですがとても大切なものを守っているようにも思えます。今上陛下が発言された内容に大山があげられたこともその一つでしょう。
世の中はたいへんな勢いで変わっています。これまでこの変化を楽しみましょう。
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