最近ドラマを見る機会ができました。家族が見ていたので一緒に見ていましたが、とても面白くてはまってしまいました。どこの系列の番組かよくわかりませんが、若い写真が数名で起業した教育系IT企業で不登校や貧困で学校に通えなかったり学ぶ機会を失ったりしている子どもにネット利用で安価に学ぶ事が出来るようにがんばっている女性社長を中心にした仲間たちの話です。
ネットテクノロジーとGIGAスクール構想の進む教育業界と社会情勢が巧みに盛り込まれた番組でした。登場人物も様々な問題や人生を背景に持つ現代の課題を感じさせる物語となっています。教育業界に関連した話ですが、子どもたちの姿はほとんど登場しません。どちらかといえばこれまでの社会構造の中であまり活躍できなかった人々が協働的な活動で未来を切り開いていくという設定ですが、一人ひとりのユニークな個性のとらえ方が面白くさせてくれています。
学校も今大きく変容を迫られています。これまで通りのシステムではなく法規をこえた取り組みが必要とされていることを感じながら日々過ごしているのですが、テクノロジーを効果的に活用しながら、人間の力を伸ばしていくことができないか。人間でなければできないことはなんなのか。人間の在り方とはなんなのか。そんなことを考えながらテレビをみていました。