今年も穏やかにお盆が過ぎました。このころはいつもお墓に通う日々となっています。ことしは墓掃除に行くのが遅れて、13日の朝早く、ごみを取って集めたり花を飾ったりして急遽墓の手入れをしました。これまで、両親が早くから取り掛かっていたものですが、父親が免許を返納したことにより墓掃除に行くことができなくなりました。住居から1キロしか離れていないのですが、日中は酷暑のため冷房の効いた部屋から出る事が出来ません。夕方涼しくなるころは一日も終わりで動けないようです。世代交代でしなければならないのですが、仕事に加えてあちらこちらの草刈りなどありなかなか取り掛かれませんでした。
両親も後期高齢者となりすっかり終活をしているようになりました。次世代へのバトンはなかなか順調ではありませんが、先祖供養を引き続きしていくことは必要です。
最近、本業も終わりに近づいてきたので、そろそろ切り替えようと計画しております。終活を迎えた両親をはじめ、あちらこちらの後期高齢者の引継ぎをして今後の仕事も時短でできることをすることにしました。
お盆で家族の出入りが多くなり久しぶりににぎやかな家にうれしいやらくたびれるやらですが、今後このような光景がいつまで続くのかわかりません。ひょっとすると今年が最後かもということも感じながらしみじみと墓の灯をともしに通う日々が続きました。過疎の町はますます寂れていきます。コロナ感染で3年間、納涼祭りもありませんでしたが、ずっと過去のできごとのように感じます。たくさんの高齢者の方たちがあの世へ旅立ちました。今年のことが過去の記憶となる日は近づいているので今の一瞬一瞬を大切にして生活していきたいものです。